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自費出版の費用
自費出版の費用

自分だけの歴史

自分の思いや考え方、そのときどう思ったかなどを書き連ねることは自分史の中でとても重要な要素の一つでしょう。しかし、自分が思ったこと、特に価値観や主義主張などを書き連ねるだけの自分史は良くないと思います。

ある方が自分史を制作しようと自費出版の編集に持ち込んだ時の話です。その方は文章の殆どを完成させていました。その中で結婚の項目を例にしてみましょう。彼はその項目の中で自身の女性観について事細かに書かれていました。どんな女性に憧れていたのか、具体的に女性の名をあげ上で、自身の憧れた理由を書いていました。これはあまり問題ないのですが、いざ実際の結婚の場面が書かれていません。自分史に求められていることはこういったことではないと思います。現在の奥さんとの出会いのきっかけや、奥さんの性格、結婚までの経緯などが書かれている自分史が良いものだと言えると思います。その中では自分だけでなく奥さんや、もしかすると奥さんを奪い合ったライバルの存在があるかもしれません。

結婚に至るにはどのようなことがあったのでしょうか。出会ったのは学生の頃だったのか、会社なのか、お見合いなのか。結婚に至るまでどのようなことがあったのでしょうか。出会ってから結婚に至るまでなんの出来事もないということは考えられないでしょう。さらに、結婚式ではどのようなことがあったのでしょうか。おそらく多くの方々が参加し、祝福してくれたはずです。書くことは山ほどあると思います。女性観を並べるだけでは自分史を書いたことにはならないでしょう。これこそが自分史ではなく「自分だけの歴史」でしょう。