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自費出版の費用
自費出版の費用

出版業界の未来

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出版業界においても2020年はターニングポイントになります。というのも、内閣府が発表する国民経済計算年報が示している通り、2020年以降はGDPが徐々に低下していくからです。同じような状況が既にアメリカで起こったのですが、当時は大手と独自性の強い出版社が生き残ったと言われています。日本もその後を追うことになりそうですが、普通の出版社が軒並み潰れた後、何が起こるのでしょうか。

欧米では個人出版社が売り上げの上位ランキングに名を連ねています。例えばニューヨーク・タイムズが掲載する書籍ランキングの半数は個人出版社の作品が占めています。日本でも中堅の出版社は次々と淘汰され、聞き覚えのない出版社が驚くような書誌文化を創造することになるのでしょう。その中で電子書籍がツールとして主役に躍り出ることは間違いありません。他方、自費出版やそれに類似する出版方法がここまで一般的になったのは電子書籍が出版そのもののハードルを下げたからでもあり、実際電子書籍市場では、街中の書店に比べて素人の自己満足の結晶のような本が溢れています。某マーケティング会社が行った2015年時点の意識調査によりますと、語彙力や想像力、表現力といった本の「質」に関して、電子書籍は劣悪だという認識が顕著でした。

このような現況を踏まえ、将来の動向を予測するならば、電子書籍の「出版エージェント」が鍵を握りそうです。出版エージェントは欧米では広く知られていますが、日本では馴染みのない仕事です。実はこれまで出版コンサルタントや編集プロダクションが担っていたのです。出版エージェントは作家一人一人に付き添うアドバイザーで、著者としての魅力を引き出すための方法論を熟知しています。

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