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自費出版の費用
自費出版の費用

セルフパブリッシングの成功

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米国では最近になって、自費出版が大きな成功を収めています。元々自費出版というのは、出版社からお声の掛からない著者が、自費で本を制作し、本屋に並べてもらうことが端緒でした。昔からどうしても自分の本を世に出したい人は存在しましたから、印刷代が安くなるにつれて、自費出版への熱意が高まったのです。その結果、80年代半ばに流行したわけですが、背景には印刷の更なる価格下落がありました。パソコン、プリンター、DTPソフトを個人が入手できるようになり、著者が自分で製版用の元データを作成するようになったのです。しかしそれだけでは自己満足に過ぎず、実際、これまで自費出版は趣味の次元に留まっていました。
 その自費出版が飛躍する可能性を帯び始めたのが、2000年前後でした。DTPが進化したこともありますが、何よりもオンデマンド印刷とオンライン書籍販売が産業として成立し始めたことがきっかけでした。要は、キーボードさえ打つことが出来れば、誰でも本を出版することが出来るようになったのです。しかし既存の出版社には及ばない点が唯一ありました。それは、利益をどう上げればよいのかというノウハウです。自費出版については、数十年も前にそのビジネスモデルの可能性に触れていた、古典的著作が幾つかあります。しかしそれらで示された可能性というのは、あくまでも書店との提携にフォーカスしたものであり、現在勢いを増している新しい自費出版とは本質的に異なるものでした。そろそろ自費出版の経済的成功について、具体的な見通しを立ててほしいものですが、未だにその点だけは先導者が育っていません。そう遠くない将来、自費出版というビジネスメソッドについて、確固たる戦略を打ち立てられるリーダーが誕生することでしょう。

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