日本における洋式ペイントの使用は、およそ150年前に洋館が建築され、そこで用いられたのが最初だと言われています。日本では塗り物は漆や柿渋と言われていた時代でしたが、その後、海外よりペイントを輸入し、船舶、鉄橋、汽車、建築等の新しい需要に対応していったとされています。

明治初期になって、亜鉛華とともに、日本で初めてペイントの製造を開始し、最初の塗料会社を設立しと言われています。また、同じ頃に「錆止塗料及ビ其塗法」が特許を認定されたと言われています。世界中で巻き起こった大戦の後になると、ある国では硝化綿ラッカーが作られたとされています。速乾性の光沢塗料としてF社の自動車塗装にも用いられ、日本にも輸入されるようになったとされています。昭和初期にはフェノール樹脂、フタル酸樹脂が開発され、合成樹脂塗料の先駆けになりました。

その後に起こった戦争の時には飛行機用、船底用塗料の研究が中心に行われていたとされています。

戦後に入ってからは「外壁塗装などを取り扱っている多くの塗料工業の健全な発展をはかり、国内の産業や経済の発展に貢献すること」を目的とした工業会が設立されました。また、メラミン樹指、ビニル樹脂、エポキシ樹幅、ポリエステル樹脂、塩化ビ二ル・酢酸ビニル樹脂などが開発され、本格的な合成樹脂塗料の時代に入りました。その後は塗料の生産量も大幅に増加するようになり、塗料の品質も各分野の要請に応じ高いものになったとされています。

ですが、その後さまざまな要因によって経済が低迷し始めると塗料業界でも厳しい試練を受けましたが、近年は東南アジアを中心に海外展開するなど目覚しい変化をしながら成長を続けていると思われます。